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2026.04.10

ブランドレガシーから見る過去~未来の三菱自動車らしさ

三菱自動車工業

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ブランドレガシーから見る過去~未来の三菱自動車らしさ

2023年から連続して4回目の出展となる三菱自動車。今回のテーマは「ブランドレガシーから見る過去~未来の三菱自動車らしさ」で、5台の展示車両はすべてヘリテージカーだった。

年式の古い順に紹介すると、まずは1953年「ジープJ11デリバリ・ワゴン」。米国ウィリス・オーバーランド社との提携によりノックダウン生産された、クロスカントリーSUVのルーツともいうべき左ハンドル仕様のジープのワゴンである。続いて1973年「パジェロⅠ(ワン)」。同年の第20回東京モーターショーに出展された、ショートホイールベースのジープJ52をベースにバギー風に仕立てたコンセプトカーで、初めて「パジェロ」の名を冠したモデルだった。

3台目は1982年に登場した初代「パジェロ」。卓越したオフロード性能と乗用車並みの扱いやすさを両立し、折りからのスキーやアウトドアのブームと相まってヒット。クロスカントリーSUVといえばパジェロ、というブランドを築いた。4台目は1991年にフルモデルチェンジされた2代目「パジェロ」。フルタイムとパートタイムの両方式の長所をあわせ持つスーパーセレクト4WDの採用など内容をさらにブラッシュアップし、パジェロの名をいっそう高めたモデルだ。

5台目は篠塚建次郎のドライブにより1985年に日本車初のダカールラリー総合優勝を成し遂げ、その名を世界に轟かせた初代「パジェロ」のワークスラリーカー。つまり今回の展示は、三菱のクロスカントリーSUVの歴史を俯瞰するラインナップだった。

プレスカンファレンスには、同社代表執行役員兼COOの岸浦恵介氏が登壇。「パジェロは本格的な走破性と乗用車の扱いやすさ、そして快適性を融合させたクロスカントリーSUV。現在主流となっている乗用車ベースのクロスオーバーSUVとは異なる魅力を持っている。どんな天候や路面でも自信を持って走り切ることができる走破性、過酷な使用にも耐える信頼性、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地と快適性によって、世界中のお客様にご愛用いただいてきた。こういった特徴は世界一過酷なダカールラリーで磨き上げ、歴代パジェロのみならず、今日の三菱自動車のSUVに引き継がれている」と語った。そして自身のパジェロとの出会いや思い入れを吐露した後、「新型クロスカントリーSUVは2026年内にも市場投入する予定。開発は順調に進んでいるので、期待してほしい」と結んだ。

4代目パジェロが2019年に国内販売を終了、2021年に海外向けの生産も終了して以来、三菱のラインナップに本格的なクロスカントリーSUVの座は空位となっている。かねてから「パジェロ復活」の噂が囁かれているが、岸浦氏は車名こそ明言しなかったものの、今回の展示からして「新型クロスカントリーSUV」とは次世代パジェロと考えていいだろう。