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2026.03.25
Archive of AUTOMOBILE COUNCIL 2025[Vol.4ヘリテージカー販売店編]
AUTOMOBILE COUNCIL 2025に集った、珠玉のヘリテージカー販売店をご紹介!
AUTOMOBILE COUNCIL 2025に集った、選りすぐりのヘリテージカー販売店と共に、会場の魅力的なヘリテージカーをピックアップ!
こだわり抜かれた名車ぞろいの会場は、懐かしの憧れの車を手に入れるまたとないチャンス。あなたの欲しい一台は、見つかりましたか?
ガレージイガラシ
軽トラックから、ロールスロイスまで。年式・車種の一切を不問とし、日常的なメインテナンスから、内外装や機関のレストア・オーバーホール、またアップグレードまで幅広く手掛ける〝ガレージイガラシ〟。故障の際も、安直にパーツの交換を行うのではなく、徹底的に向き合う事で「修理」に拘るヘリテージカーオーナーには心強い存在だ。昭和58年創業の歴史を持つガレージイガラシでは、ヘリテージカーを扱うのに欠かせないメーカーごとの特殊工具やテスター、6台のピットと塗装ブースも備え、ヘリテージカーのあらゆる状況にも対応可能。豊富で確かな技術力で、愛車をベストコンディションに仕上げてくれる。またこれまで多くのラリーへ出場・サポートも行っている。様々なトラブルに瞬間的に処置を行う必要がある、ラリーの現場で培われたノウハウからあらゆる車種の整備/修理を可能としている。
来場者の皆様によってAUTOMOBILE COUNCIL CAR OF THE YEAR 2025に選出されたのがこの「1969y いすゞ 117クーペ」。コンセプト・デザイン・パッケージ・ステアリングはカロッツェリア・ギアに委託され、当時のチーフデザイナーであったジョルジェット・ジュジャーロ氏が担当した一台。1966年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表され、同ショーでコンクール・デレガンス賞を獲得するなど世界的にも認められていく。生産工程の大部分を手作業とし、ハンドメイドで製作されているのも大きな特徴だ。実走26,000km新車時から屋内保管・ワンオーナーで大切にされてきたこの個体は、「埼51」という新車当時のナンバーを保持。新車時のビニールすら残っているコンディションの良さで、長年ガレージ・イガラシにてメインテナンスされてきた安心の個体だ。
ガレージイガラシ
URL:https://garage-igarashi.co.jp/
畑野自動車
1947年創業、埼玉県草加市に拠点を構える“畑野自動車。創業当初から輸入中古車の販売を手掛けており、輸入車を中心に販売はもちろん、整備や車検、カスタムまで幅広く対応し、オーナー一人ひとりのこだわりに寄り添った提案が可能なスペシャル氏ショップだ。フランス・RAVAGE AUTOMOBILEと提携、「RAVAGE. Japan」としてコンプリートカーの製作も行なっている。スプリントレース、ジムカーナ、走行会、ヒルクライムといった草の根モータースポーツへの参戦・支援も行なっており、大人の部活動としてジムカーナ部門では「サイドターンズ」、サーキット部門では「サイドターンズ」といった倶楽部が存在しているのだとか。
畑野自動車が手掛けた2台のコンプリートカーがこちら。フランス・RAVAGE AUTOMOBILEと提携、畑野自動車が独自に手を加えたAlpine A110コンプリートカー「RAVAGE JP02」黄金期のA110グループ4ラリーカーを現代解釈、フロント+30mm・リア+110mmのワイドボディに支えられる精密性、俊敏性(ドライカーボン)、熱量(380Nm)を加えフランスで誕生したのがこのRAVAGE。日本専用モデルとして、リアバンパーとリアディフューザーにモディファイが加えられている。デザインだけでなく、ダウンフォースもアドオンされる機能的なトレンドも踏まえているのもポイント。ルノートゥインゴGTをベースとして、アルピーヌ・5ターボをオマージュして製作されたコンプリートカー「C’eLavie105」。105mm拡幅したボディキットに、ライトポッドやリアのダクトフィンなど、所々に5ターボのエッセンスを散りばめられている。いよいよ量産の用意が完了(今回の展示は量産1号車)。オートモビルカウンシルでオーダー受付が開始された。
畑野自動車
URL:https://cars-hatano.com
スピニングガレージ
フォルクスワーゲン・ゴルフⅡ専門店、〝スピニングガレージ〟。世界で最も販売されているコンパクトカーの一つであるフォルクスワーゲン・ゴルフの二代目・通称「ゴルフⅡ」を専門とするスペシャルショップだ。洗練された素朴なデザインが幅広い層に支持され、ゴルフⅡは今やヤングタイマー・ネオクラシックといったジャンルの代名詞。日本でも大ブレイクを果たしたが、1984年の国内販売開始から30年以上経過した現在では、現存数を減らす一方だという。今でも根強いファンが多く存在するこの車種を、「一台でも多く、ゴルフⅡを残したい」という想いの下守り続けているスピニングガレージ。仕入れ車両もあえて状態の良し悪しを絶対の基準とせず、どんな状態でもお客さんの要望に沿ってじっくり向き合ってくれる、ヘリテージカービギナーにも安心なショップだ。
今回は、ジョルジェット・ジュジャーロ氏のオートモビルカウンシルへの来場に合わせてフォルクスワーゲン・ゴルフⅠを2台展示。シルバーのゴルフⅠはレストア中の様子が公開された。外装に合わせて内張まで綺麗に再塗装が施されたボディに、搭載されているのはトヨタ・ヴィッツのエンジン。足としてこれからも長く乗っていきたい、という想いに応えられる現実的な選択肢の一つのソリューションとして製作されたのだとか。ゴルフ・カブリオはオートモビルカウンシルに向けて製作された、とっておきの一台。高年式のゴルフカブリオをレストレーションに合わせてゴルフⅠルックに変更、ゴルフⅡのコンポーネントそのままによりクラシカルなゴルフⅠルックのカブリオを楽しむことができる一台だ。ブースに展示されたパーツ類は国内・台湾の提携工場で独自に製作しているゴルフⅡ向けパーツ。廃盤のパーツが増えていく中、ゴルフⅡを一台でも多く残していくため、年々自社生産のパーツは増えているのだとか。
スピニングガレージ
URL:https://spinninggarage.com/
MYTHOS PRESTIGE(ミュートス プレステージ)
大阪・箕面市に拠点を構えるヘリテージカー専門店“MYTHOS PRESTIGE(ミュートス プレステージ)”。創業から38年、全国各地から集まってくるヘリテージカー一台一台に対して、どのようなメインテナンスが必要なのか?どうすればより良いコンディションを目指せるのか?を常に意識して相対しているという。単なる中古車販売店ではなく。文化としてあるべき姿に戻しながら、後世に残していくことをライフワークとしているとは代表のモーターライフクリエイター・佐川氏の談。常に最前線に立ち、預かった車を納得いく形で嫁がせるところまでコミットする、安心のスペシャルショップだ。
ラリー黄金時代を彷彿とさせるロスマンズカラーを纏う「1980y FORD Escort Mk.2 RS2000」。1981年に世界ラリー選手権を席巻したアリ・バタネン車を忠実に再現し、デイビット・サットン社にて2000年頃製作されたレプリケーションカーだ。ホワイトボディから製作され、ボディにはオリジナルに忠実な溶接の跡も見られる。内装にはラリー用の計測機器が実際に使用できる形で搭載され、当時のオリジナルを忠実に再現したヘルメット・レーシングスーツも付属するファンには堪らない仕様になっている。実際の国内ラリー(ACCR)への出場歴もあり、名実ともにラリーを楽しめる希少な一台だ。
MYTHOS PRESTIGE(ミュートス プレステージ)
URL:https://mythoscars.net
BECK JAPAN by ヨシムラオート
株式会社ヨシムラオートが日本総代理店として全面プロデュースする、〝BECK JAPAN by ヨシムラオート〟ポルシェの伝説を創り出した優れたデザインに、並外れた走行性能を持つ歴史的スーパースポーツカーを、公道からサーキットまで気軽に楽しめるレプリケーションとして蘇らせたコーチビルダー、BECK。ヨシムラオートでは日本総代理店として本国へのオーダー、メインテナンスを一手に担っている。ベックの歴史は古く、元シェルビー・アメリカンのエンジニアにして生粋のポルシェ エンスージアストであるチャック・ベック氏による「ベック・デベロップメント」が半世紀以上前にポルシェ550スパイダーのキットカー販売を行ったのが始まり。現在のベックでは、クラシックポルシェのフレームやボディに忠実に従いながらオリジナルボディを製作し、エンジン等の様々なコンポーネントを選択しながら車両を製作する事が可能。ラインナップは550スパイダー、 904GTS、356スピードスターなど。貴重で本来手に入れることが難しいクラシックポルシェの魅力はそのままに、現代に蘇らせたのがベックシリーズだ。
今回のオートモビルカウンシルでは〝BECK GTS〟と〝BECK 550 スパイダー〟の2台を展示。参考展示とされたBECK GTSは、日本輸入第一号車そのもので、吉村社長が国内に輸入し、国内の様々なイベントへ参戦した車両だ。僅か850kgのボディにポルシェ・993型911 3.8Lエンジン+6速シーケンシャルを搭載し足回りをセッティング。筑波サーキットで行われたAttack筑波にて空冷ポルシェ最速レコードとなる「57.982s」という驚きのタイムを記録した。現在、BECK GTS/550スパイダー/356スパイダーは年間5~25台の生産体制で、世界各地でバックオーダーを抱える大人気ぶり。いずれのモデルも納車までは数年単位で時間を要することになる。しかし最新のモデルではマイル⇒km表記への変更、取り外し可能ロールゲージなどのオプションをチョイスし、日本の道路交通事情に合わせた細かなオーダーが可能なところも大きな魅力の一つだ。
Beck Japan by ヨシムラオート
URL:http://www.yoshimura-auto.co.jp/index.php
photograph:Ryousuke Doi
edit & interview:Chihiro Watanabe
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