Archive of AUTOMOBILE COUNCIL 2021
Vol.8 マルシェ編

M2 Style

Michelin公式のオフィシャルラインセンスグッズの企画、製造販売を行う〝M2 STYLE〟。ミシュランのグッズを取り扱って30年になる老舗で、最新のアパレルやグッズから、ヘリテージ物のアイテムも少量取り扱っているという。今年は定番のTシャツやキャップ、エプロン、ツールボックスなどが並んだ。おすすめは、ピクニックやキャンプに嬉しい保冷バックやポロシャツなど。オンラインサイトでは、新製品の情報も入手できるほか、毎年新商品が発売されるミシュラングッズもいち早く購入可能となっており、チェック必須だ。

オフィス403

主にミニなどを始めとする英国ヘリテージカーのパーツや、オートモビリア、モールトンを中心としたヴィンテージ自転車等、アンティークなアイテムがズラリと並ぶ〝オフィス403〟。「レプリカには無い、本物の良さを体感していただきたい」とはオーナーの塩見氏談。おすすめはクラシックユーロナンバープレートで、オリジナルの文字列を打刻して、ヘリテージカーに装着するも良し、インテリアとして飾ったり、表札や看板として仕立てる事もできる等、様々なシチュエーションで楽しむ事のできるアイテムとなっている。その他にも、ヴィンテージ物のスーツケース、時計やヴィンテージ自転車のレストレーションなども行ってる。

シービーワークス

「あなたの街のエクステリアサポーター」としてガレージの設計・施工、ガレージグッズの販売を行う〝シービーワークス〟。オーナーが25年間乗り続けている1959年製オースチンヒーレースプライトMk.2（カニ目）の経験を生かした楽しいガレージ・エクステリア作りをご提案。エクステリア、と一言で言ってもその範囲は意外にも多く、門戸・アプローチなどのエントランス関連、フェンス・庭・バルコニー・ガーデンファーニチャーや物置など、様々な要素が詰め合わさったこだわりの空間となる。『大切な愛車を守るために必要なカーポートや、ガレージ。ただ雨風を防ぐための「箱」じゃつまらない！もっと楽しく、遊び心のあるワクワクできる空間をシービーワークス・ガレージングファクトリーが叶えます。こんなガレージが欲しい！こんなの出来ますか？など、少しでも気になればまずはご相談を！』

JMAC S・A

〝JAMC（ジャパン・ミニチュア・オートモービル・クラブ）〟は、1961年にミニチュアカー文化の普及と発展を目的として発足して以来、50年以上の歴史を持つ国内でも数少ないミニカーコレクター&モデラーのクラブ。今回はJMAC会員である青木 真市さまが出展。各地のイベントへの出展や機関誌の発行、年に二回オリジナル記念ミニカーの製作を行う等の多様な活動を行っている。このコロナ禍で、国内外のさまざまな年代・メーカーのモデルが揃う他、なかなかお目にかかれない日本未導入のモデルなども並ぶのは、海外のバイヤーとの独自のコネクションを持つJMACならでは。万一見つからない場合も、国内外で探すことも可能だという。

Savoia s.r.l

イタリアのヴィンテージ物のアイテム各種を取り扱う〝Savoia s.r.l〟。イタリアの雰囲気を纏う素敵なご主人がイタリアのモストラ・スカンビオ、いわば蚤の市に年二回訪れ、希少なデッドストックの雑貨やパーツを探し日本に持ち帰って、イベント等のみ展開するいわば幻のショップ。現地イタリアの空気感そのままに、希少なアイテムたちに出会えるのはSavoia s.r.lならでは。コロナ禍で、一昨年からイタリアにいく事が叶わず、現在はご主人のコレクションを放出していく一方で、ご自宅にはLancia Delta 16Vのフェンダーやシートなどの秘蔵コレクションも。ちなみに、ご主人の近年のマイブームは、ANSA製のマフラー。来年度は、秘蔵のANSAマフラーがブースに並ぶかも？

ELSE DESIGN

ヘリテージカー・クラシックバイクおよびクラシックエアープレインなどのオリジナルイラストレーションの製作・販売を手掛ける〝ELSE DESIGN（エルス デザイン）〟。オーナーである、馬場和実氏が描くイラストレーションの車種はヘリテージカーから現行のクルマまで、国内外問わず多種多様。今回のイベントに合わせて新たに描き起こしたという、マツダサバンナRX-7やジャガーE-Typeなども展示された。企業や雑誌からの発注も多いというヘリテージカーのイラストは、ネットやイベントでのオーダーが中心。セミオーダーでは、ボディカラー・ホイールの変更から車高や装着品に至るまで、細かくお好みのクルマに合わせて描きあげてもらう事も。人物や背景などを合わせてフルオリジナルで描き起こす、フルオーダー製作の依頼も可能となっている。

MOTHERS

全米をはじめ世界中のエンスージアストから支持されるカーケアケミカルブランド〝MOTHERS〟。70年代の品質の不安定で曇りがちだったアルミホイールを光輝かせた「マグ＆アルミポリッシュ」通称マグポリで有名な金属磨きから、ブラジルが育んだ最高品質のイエローカルナバを使用したワックス、インテリア系クリーナー、プラスチック用クリーナーなど、素材毎に特化したケミカルを多数ラインナップ。もちろん、ヘリテージカー・スペシャルカー・ショーカーなど様々なジャンルのカーケアが可能となっている。新製品のCMXセラミックスプレーコーティングは、脅威の撥水力を持ち、200回洗車機にかけても効果が持続する耐久性を誇る次世代のコーティング剤。一般的にセラミックコーティングは施工が難しいと言われているが、誰でも簡単にムラなく施工できるのが特徴となっている。

photograph: Ryousuke Doi
edit & interview: Chihiro Watanabe