ショパン国際ピアノコンクールで 頂点に立った「イタリアの宝石」 ~ファツィオリ ピアノコンサート~

~コンサートグランドピアノの至宝「FAZIOLI(ファツィオリ)F308」が登場~

2021年の世界最高峰「ショパン国際ピアノコンクール」で第1位に輝いたイタリアのピアノ「FAZIOLI(ファツィオリ)」の特大コンサートグランドピアノF308が、オートモビルカウンシル2023の4月14日(金)・特別内覧日の会場に登場し、16時30分からのWelcome Partyの空間を彩ります。

F308は、広い場所や、特に大規模なコンサートホールのために設計された最大級のコンサートグランドピアノで、日本での納入施設はまだ数少なく、生演奏を体感できる大変貴重な機会となります。

「ファツィオリ」は、ピアノが発明されたイタリアで、1981年に設立された、その歴史わずが40数年という新興のピアノメーカーです。歴史は浅いものの300年を超えるピアノ製造技術に新風を吹き込みました。

「ファツィオリ」が作りだしたピアノは、1984年にはウラディーミル・アシュケナージなどの著名なピアニストたちが「ファツィオリ」を弾き始めるなど、当初から高い評価を得ていました。その後、数々のクラシックコンサートやジャズコンサートでの活躍の場を広げ、2010年には「ショパン国際ピアノコンクール」、翌年には「チャイコフスキー国際コンクール」、2014年には「ルービンシュタイン国際ピアノコンクール」の公式ピアノとして採用されるなど、確固たる地位を築いてきました。そして、設立40周年となった2021年、「ファツィオリ」を演奏したブルース・シャオユー・リウが見事優勝を飾り、「ファツィオリ」が頂点を極めました。

オートモビルカウンシル2023会場で演奏されるF308の奥行きは、3.08mと「ファツィオリピアノ」の中でも最長。大迫力のパワーと、長くなった低音域の弦から生まれる驚愕すべき倍音の芳醇さで、まさにステージの花形となります。

さらに、コンサートグランドピアノでは、例がない「ファツィオリ」 独自開発の“4番目のペダル”を設けています。このペダルを踏むことで、ハンマーと弦との距離が近くなり、かつ鍵盤の深さも浅くし、音色を変えることなく音量のみを小さくすることを実現しています。

「ファツィオリ」の創業者・バルトロメオ・クリストフォリが、イタリア生まれの理想:「フォルテ」と「ピアノ」にインスパイアされ、“驚愕すべき倍音”と相反する“音量のみを小さくする”ことを共存させた結果となっています。

ファツィオリF308を演奏するのは、その洗練された技術とパフォーマンスが世界各国で絶賛されているモレノ・ブッソレッティ(写真:左)。11歳からイタリアの名門ジョアキーノ・ロッシーニ公立音楽学校で音楽家としての教育を受け、ピアノの学位を取得。15歳からプロの音楽家として活動しています。

そして、ファツィオリF308とヴァイオリンの協演をお楽しみいただきます。ヴァイオリニストは、ポール・フロ レア(写真:右)。5歳からルーマニアのヴァイオリンの巨匠ミルセア・コンスタンティネスクのもとでヴァイオリンを学び始め、14歳になるとレギュラーのヴァイオリニストとして全国放送に出演。20歳で国立オーケストラ・ラジオとジョルジェ・エネスク交響楽団に参加し逸材と言われたヴァイオリニストです。

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