Archive of AUTOMOBILE COUNCIL 2022
Vol.10 マルシェ編

JMAC S・A

ミニチュアカー好きによる、ミニチュア好きの為の倶楽部〝JAMC（ジャパン・ミニチュア・オートモービル・クラブ）〟。1961年にミニチュアカー文化の普及と発展を目的として発足して以来、50年以上の歴史を持つ国内でも数少ないミニカーコレクター&モデラーのクラブだ。今回はJMAC会員である青木 真市氏が出展。各地のイベントへの出展や機関誌の発行、年に二回オリジナル記念ミニカーの製作を行う等の多様な活動を行っている。このコロナ禍で、国内外のさまざまな年代・メーカーのモデルが揃う他、ヨーロッパ直輸入（日本未導入）の希少なモデルも数多く取り扱っているという。万一見つからない場合も、国内外で探すことも可能だという。

M2 STYLE

ミシュラン公式オフィシャルショップ〝M2 STYLE〟。フランス・Michelin（ミシュラン）公式のオフィシャルラインセンスグッズの企画、販売を行っているショップで、ミシュランのグッズをプロデュースし続け、30年以上の老舗だ。お馴染みの愛されキャラ・ミシュランマンことビバンダムをあしらったアパレルグッズは毎年新作が発売される大人気商品。最新のグッズはもちろん、数十年以上前のヘリテージグッズも稀に放出されるとか…。今年は、定番のアパレルグッズからバッグ類、工具の収納やアウトドアにも使える、ミシュランロゴがあしらわれた工具箱などが並んだ。イチオシは「折りたたみコンテナシリーズ」。キャンプやガレージの収納として、サーキットのお供としても持ってこいだとか。オンラインサイトでは、新製品の情報も入手できるほか、毎年新商品が発売されるミシュラングッズも最速で購入可能だ。

MOTHERS

全米をはじめ世界中のエンスージアストから支持されるアメリカ製カーケアケミカルブランド〝MOTHERS〟。はじまりは1970年代から、品質の不安定で曇りがちだったアルミホイールを光輝かせた「マグ＆アルミポリッシュ」通称マグポリからスタートし、その扱いやすさと高品質な仕上がりから、世界中にファンがいるメーカーとなっている。現在のラインナップは80種類以上で、ブラジルが育んだ最高品質のイエローカルナバを使用したワックス、インテリア系クリーナー、プラスチック用クリーナーなど、素材毎に特化したケミカルを豊富にラインナップ。年代物のヘリテージカーから特殊な加工がされたショーカーなど様々なジャンルの車輛のケアを可能としている。新製品のCMXセラミックスプレーコーティングは脅威の撥水力から「200回洗車機にかけても効果が持続する」ほどの耐久性を誇る次世代のコーティング剤。一般的にセラミックコーティングは施工が難しいと言われているが、誰でも簡単にムラなく施工できるのが嬉しいアイテムだ。

HEART BEAT MOTOR CLUB

「愛車へのときめきをひとつの絵の中に。」オーダーメイドによる絵画作品を手掛けるイラストレーター〝HEART BEAT MOTOR CLUB〟。ヘリテージの世界観を表現する「VINTAGE」シリーズと、現代車の斬新なディテールを切り出す「MODERN」シリーズ、ヘリテージカーが持つ贅沢で甘美な時間を表す「LUXURY」シリーズ、愛すべきマシンを操る人々へ贈る「LOVERS」シリーズがラインナップ。クルマのブランドや年代、ご要望に応じてスタイルを変えて製作可能となっている。想い出と感動を残したいヘリテージカーオーナーや、大切な記念品、友人への贈り物として、いかがだろう。

ELSE DESIGN

ヘリテージカー・クラシックバイクおよびクラシックエアープレインなどのオリジナルイラストレーションの製作・販売を手掛ける〝ELSE DESIGN（エルス デザイン）〟。オーナーである、馬場和実氏が描くイラストレーションの車種はヘリテージカーから現行のクルマまで、国内外問わず多種多様。今回のイベントに合わせて新たに描き起こしたという、AlfaRomeo 155 V6 Ti DTM なども展示された。企業や雑誌からの発注も多いというヘリテージカーのイラストは、ネットやイベントでのオーダーが中心。セミオーダーでは、ボディカラー・ホイールの変更から車高や装着品に至るまで、細かくお好みのクルマに合わせて描きあげてもらう事も。人物や背景などを合わせてフルオリジナルで描き起こす、フルオーダー製作の依頼も可能となっている。

Savoia s.r.l

イタリアのヴィンテージ物のアイテム各種を取り扱う〝Savoia s.r.l〟。イタリアの雰囲気を纏う素敵なご主人がイタリアのモストラ・スカンビオ、いわば蚤の市に年二回訪れ、希少なデッドストックの雑貨やパーツを探し日本に持ち帰って、イベント等のみ展開するいわば幻のショップ。気さくなご主人のキャラクターも相まって、現地イタリアの空気感そのままに、フィアット・アバルト・アルファロメオを中心としたイタリアンメーカーの希少なアイテムたちに出会えるのはSavoia s.r.lならでは。コロナ禍でイタリアにいく事が叶わず、ご主人のコレクションを放出していく一方だったが、いよいよ現地のモストラ・スカンビオも復活しているとの事で、イタリアからの貴重なパーツの数々に出逢える事を楽しみにしたい。

LE GARAGE

クルマを偉大なオモチャと考える、大人のガレージショップ〝LE GARAGE〟。アンティークなカーグッズ、モデルカー、ドライビングウェアなどの各種アパレル、洗車用品など、クルマを愉しむ為の様々なものを取りそろえるセレクトショップだ。アパレルも最新アイテムから、現地海外ブランドのものまで勢ぞろい。ガレージを彩るお薦めアイテムとして、1960年～1970年に掲げられていた自動車関連のアンティークポスターが人気上昇中なのだとか。洗車初心者にも扱い易く、クルマへも優しいことで人気な洗車用品〝GRIOT’s GARAGE〟も大好評発売中。店内にはクルマ趣味を愉しむためのアイテムがずらりと並んでいる。幅広いラインナップを基に、ガレージグッズのコーディネイトや、ガレージ空間のデザイン等も行っている。

photograph: Ryousuke Doi
edit & interview: Chihiro Watanabe