ボルボといえば「安全」「堅牢」なイメージを持つ人も多いはず。しかし実は極めてスポーティなヘリテージを持つメーカーであることはあまり知られていません。

その際たるものが第2次大戦下に開発されたPV444と、その発展形のPV544。ツーリングカー・レースで活躍したばかりか、1965年にはサファリラリーで総合優勝を遂げました。

その血統を受け継いだボルボ初のスポーツカーがP1800。PV544や“アマゾン”の地味なフォルムから一転、カロッツェリア・フルアがデザインした流麗なボディを纏って1960年に登場した同車は、北米を中心に人気を博し、1972年まで生産が続けられるロングセラーとなりました。

さらにいうなら“空飛ぶレンガ”の愛称で呼ばれた240や、エステートボディで英国ツーリングカー選手権に参戦し高い戦闘力を発揮した850等、スカンジナヴィアのメーカーにはスポーティな逸品が実は多いのが事実です。

レースの現場からテクニカル・フィードバックされた最新作がボルボS60ポールスター。2017年モデルはAUTOMOBILE COUNCILで日本初登場となります。

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