ガレージイガラシ

軽トラックから、ロールスロイスまで。年式・車種の一切を不問とし、日常的なメインテナンスから、内外装や機関のレストア・オーバーホール、またアップグレードまで幅広く手掛ける〝ガレージイガラシ〟。故障の際も、安直にパーツの交換を行うのではなく、徹底的に向き合う事で「修理」に拘るヘリテージカーオーナーには心強い存在だ。昭和58年創業の歴史を持つガレージイガラシでは、ヘリテージカーを扱うのに欠かせないメーカーごとの特殊工具やテスター、6台のピットと塗装ブースも備え、ヘリテージカーのあらゆる状況にも対応可能。豊富で確かな技術力で、愛車をベストコンディションに仕上げてくれる。またこれまで多くのラリーへ出場・サポートも行っている(10月 La Festa Mille Miglia 2023等もサポート参加予定!)。様々なトラブルに瞬間的に処置を行う必要がある、ラリーの過酷な環境で培われたノウハウからあらゆる希少な車種であっても整備/修理を可能としている。

今回のブースに並んだのは4台のヘリテージカー。イタリア製ピニンファリーナによる2シーターオープンカー「1991年 AlfaRomeo Spider Veloce Sr.4」があれば、イギリス製ミケロッティによる2シーターオープン「1965年式 Triumph TR4」も、まさに国籍・年代を問わないガレージイガラシらしさ溢れるラインアップが会場に並んだ。その中でも創業時から取り扱っている代表的な車種のひとつが「1996年式 Bentley Turbo RL」。90年代最高峰のロイヤルサルーンに数えられる一台だが、それ故に機構は複雑化の一途を辿る事に。しかしそんな車両も、新車時から手をかけてきたからこそのノウハウを活かしたメインテナンスがされ、難なく稼働可能なのは修理に拘りを持つガレージイガラシならでは。

ガレージイガラシ URL: https://garage-igarashi.co.jp/

シルバースター

「もっと、クラシックメルセデスを多くの人に。」兵庫県神戸市に拠点を構え、1950~1980年代のクラシックメルセデスを専門として、修理・整備・販売を行う〝シルバースター〟。主として取り扱うクラシックメルセデスは、車齢にして30~70歳ほど。車齢を聞くだけで、故障やパーツ供給などの不安はつきない。しかし、そんな先入観・不安要素を払拭してくれる救世主がこのシルバースター。1970年以降のメルセデスは多くがATを採用し、パワーステアリング・クーラー・クルーズコントロールなどの快適装備を備えている事から、正しい修理・メインテナンスによって現代でも問題なく移動の足になり得るという。そのため、修理にはあえて完全な純正に拘らず、実用性を尊重し現代的なアップデートを施すこともしばしば。SSTと呼ぼれるクラシックメルセデス専用工具を多数取り揃えたファクトリー内には、メインテンススペースの他にボディショップ・塗装ブースを備え、あらゆる整備に対応可能となっている。シルバースターではより多くの人にクラシックメルセデスの魅力を感じてもらいたいという想いの下、購入前後で手厚いサポートを提供する体制が用意されている。

「移動の足として使ってもらえる、信頼できるコンディションを目指して」内外装・機関共に珠玉のコンディションに仕立てられた3台のヘリテージメルセデスが展示された。1980年代の製造にも関わらず、1st Carとして普段使いされるオーナーも多いという「1985年式 Mercedes-Benz 280TE (W123)」シックなマルーンを纏うボディに、ラグジュアリーなベロア生地を合わせたシックな一台だ。W123に限らず、ワゴンタイプは重量が重い事から、足回りのジョイントやブッシュ類の経年劣化が早い。そうしたウィークポイントにも対処しつつ、快適装備であるエアコンなどは日本製にupdateすることで日常を共にできる安心の状態仕上がっている。「1990年式 Mercedes-Benz PUCH 230GE (W461)」ひと際異色を放つ車両は、なんとスイス軍にて実際に使用されていた軍用払い出し品。無骨さはそのままに、徹底的なリメイクで遊び心溢れる一台になっている。

シルバースター URL: https://www.old-mercedes.net/

ジロン自動車

昭和21年創業・大阪浪速区に拠点を構える〝ジロン自動車〟。フィアット・アバルト・ロータス・ケータハム・モーガンの正規ディーラーとして多くのブランドを取り扱いつつも、欧州車全般のヘリテージカーの整備・販売を根幹として75年以上もの歴史を持つ老舗自動車専門店だ。半世紀を超える歴史に裏打ちされた知識と経験から世界のあらゆるクルマの修理に対応。日常のメインテナンスから、レストレーション、ラリーイベントのサポートなどヘリテージカーライフ全般を支える心強い存在だ。

今回のオートモビルカウンシルにはメルセデス・フェラーリ・アルファロメオと言ったジロン自動車が代々取り扱ってきた主要な欧州ヘリテージを展示。「1967年式 AlfaRomeo Giulia Sprint GT Veloce」もその中の一台だ。段付きと呼ばれるノーズとボンネットにあえて段差を持たせたデザインは後のに巨匠と呼ばれるジウジアーロの傑作。本国仕様1600ccのエンジンを持つこの個体はエンジン・ボディもレストア済で、永くジロン自動車にて手入れをされていた安心の良個体だ。

ジロン自動車 URL: http://www.jiron-auto.co.jp/index.php

Jaguaria/(株)ワイズ

ジャガー・デイムラー専門店〝Jaguaria〟。1950年代~2000年代のジャガー・デイムラーを専門としながらも、アストンマーティンなどの欧州車全般を扱うスペシャルショップだ。創業から30年以上に渡り多方面のヘリテージカーを扱ってきたこともあり、ヘリテージモデルは専用ファクトリーにてメインテナンス、オーバーホール、レストア、モディファイなど様々なニーズに応じる事が可能となっている。

今回出展が叶ったのはこの2台。「1967年式 Aston Martin DB6 Volante」根強い人気を誇るDBシリーズでも、ソフトトップの幌を持つヴォランテ。総生産台数も140台余りと言われている中、30年以上日本にて大切にされてきた貴重な一台だ。「1963年式 Jaguar E-Type Sr.1 3.8 OTS」こちらも当時30台以下とも言われる新車時から日本に正規輸入され、販売されて以来現在に至るまで大事にされていた希少な一台。その高い人気度からレプリケーションモデルが製作されることも多いが、この個体はエンジン・シャーシ・ミッション・ボディの各No.が全て出荷時とマッチングしている間違いの無い個体だ。Jaguariaでは、長年のコネクションを活かして国内は勿論、本国イギリスから理想の一台を手配する事も。

Jaguaria/(株)ワイズ URL: https://www.widsjapan.com/

WINS AUTO

愛知県名古屋市に位置するクラシックポルシェ専門店〝 WINS AUTO〟。取り扱う車種は、空冷型エンジンを搭載しているポルシェ356型、901型から993型まで、通称空冷ポルシェを専門として修理・販売を行っている。 自動車業界での長いキャリアを持つ代表の岩田氏は「出来ていない状態で売らない」 という強いこだわりの持ち主。入庫してきた車両の抱えるネガにしっかりと向き合い、納得のいく状態に仕上げてから販売するのが基本方針なのだとか。そのこだわり具合はしっかりと展示車両にも表れており、会場には思わず唸ってしまうコンディションの2台が展示された。

近年の空冷ポルシェ人気に漏れず、人気を博している「1968年式 Porsche 912」この個体は数年前にカリフォルニアから日本にやってきた個体で、内装は特徴的なアルミ剥き出しのダッシュボードやプラスティックのハンドルを残し、外装は同色でリペイントされたオリジナル性の高い一台だ。「1992年式 Porsche 911 Carrera 2」こちらも高いオリジナル性を維持している良個体で、なんとオドメーターは僅か23,000kmを指す。新車時に日本に輸入されて以来、一人のオーナーに愛情を注がれ続けていた、またと無いコンディションを保っている。過去のオーナーが大切にしてきた空冷ポルシェを一台ずつ、わが愛車の様に、手をかけ、時間をかけ、妥協する事無く今後も長く愛されるコンディションに仕上げ、未来のオーナーへ繋ぐことをテーマとしているWIND AUTO。憧れの空冷ポルシェが決まっていたら、門をたたいてみるのはどうだろう。

WINS AUTO URL: https://www.wins-auto.jp/

ガレーヂ伊太利屋

ヨーロピアンヘリテージの老舗、〝ガレーヂ伊太利屋〟60年代から70年代の懐かしい憧れのクルマ。貴重なヒストリーを持つヘリテージカー。イタリア車を中心に英国車やフランス車、さらに希少車等、国籍を問わず歴史に残る名車を現地調達から輸入、登録、整備、納車、維持管理、リセールまで、トータルでワンストップなサービスを提供している要望に沿ったレストア及びメインテナンスを提供するだけでなく、もともとパーツの販売も行っていたことから、世界各国にパーツや車両を買い付けにいく事もしばしば。現在は「ガレーヂ伊太利屋 クラシケ」トータル・コンシェルジュ・サービスも展開中で、1976年創立以来ヘリテージカーのスペシャリストとして蓄積されたナレッジを活用し、車種毎の細かなトラブル箇所・個体の癖などを網羅し購入や維持に至るまでサポートを行っている。本サービスでは国内に留まらず、世界中から意中のクルマを探す事ができるという。

今回のオートモビルカウンシルには、ランチアファンであれば誰しもが心躍らせる夢の2台が登場。「1985年式 LANCIA DELTA S4 STRADALE」ラリー史における最も獰猛で、強烈な魅惑を持つ伝説の車輛だ。一見通常のランチア・デルタに似せて外見を与えられたこのクルマは、ホモロゲ―ション取得のために200台余りが生産されたストラダーレモデル。なんと実装行は僅か8,500kmに留まり、国内未登録のまま保管されている珠玉の一台だ。「AUTOMOBILI AMOS〝DELTA INTEGRALE FUTURISTA〟」イタリアの新興ブランドによって製作されたレストモッドとなる一台。ベースとなったのはランチア・デルタの16Vモデルで、大きく膨らみを持ったブリスターフェンダーに合わせて、2ドア化も敢行されている。僅か世界で20台となる製作台数の内、日本上陸を果たした唯一の車輛になっている。

ガレージ伊太利屋 URL: https://garage-italya.co.jp/

AUTO ALPHA ONE

京都府唯一のアルファロメオ正規ディーラー「アルファロメオ京都」としての看板も持つアルファロメオ専門店〝AUTO ALPHA ONE〟アルファロメオ専門と銘打つも、取り扱う車種は旧フィアットグループであったフィアット・アバルト・ランチア・アウトビアンキなどイタリア車全般の修理・販売を手掛けている。創業は1987年と古く、新車販売をメインとしながらも、古くからのお客様のクルマのメインテナンスを通じてヘリテージカーの取り扱いを拡大。今やショーケースには魅力あふれるヘリテージで詰まっている。

「1961年式 AlfaRomeo Giulietta Spider」「1963年式 AlfaRomeo Giulia Spider」白いボディが1300ccのジュリエッタ、赤いボディが1600ccのジュリア。今回展示された2台は、排気量の大小によって姉と妹としての呼び名が与えられたシリーズ後期型の101系モデルのスパイダーだ。それぞれの違いはボンネットの形状や、エンブレムといったごく僅かのみ。デザインと生産はカロッツェリア・ピニンファリーナが担当し、当時流行していた大型のオープンカーとは一線を画す美しい小型スポーツモデルだ。2台とも母国イタリアにてレストレーションを施された個体で、生産から60年余りが経過する車輛とは思えないコンディションとなっている。

AUTO ALPHA ONE URL: http://www.alpha-1.jp/alfa/

Bespoke Automotive

イギリス・Briggs Automotive Company(BAC)から送り出された唯一無二のライトウエイトスーパースポーツ、〝BAC MONO〟その設立は2009年とまだ若く、これまで200台近くのBAC MONOを世の中に送り出してきた。この理想のスポーツカーは、様々なクルマで世界各地のサーキットを愉しんできた2人の兄弟によって構想された、ドライビングのためのデザインと構造を全て詰め込んだ究極の一台となっている。

今回お披露目されたのは、既出のBAC MONOを更に刺激的なホットモデルに昇華させた「BAC MONO R」。BAC MONOベースとして、あらゆる箇所をグラフェンという炭素素材を用いて軽量化。車両重量は驚異の555Kgを実現し、フォード製2.5L直列4気筒エンジンによって343馬力にチューンされた高効率エンジンは0-60mphを2.6秒で駆け抜けるという。世界で僅か40台の限定生産となるMONO Rは、既にその内の2台が日本への輸入が決まっているという。

Bespoke Automotive URL: https://www.bac-mono.com/

photograph: Ryousuke Doi
edit & interview: Chihiro Watanabe

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