#写真はAUTOMOBILE COUNCIL 2017で発表される特別仕様車ではありません。

近年のワゴン/エステート人気。その火つけ役を果たしたのがボルボでした。商用車イメージから潤い豊かな人生の友へ。生活の質を向上させるために生まれたボルボのエステート作りは、世界中のメーカーに大きな影響を与えたのです。

今年創業90周年を向けるボルボは、ジャパン・プレミアとなるV90限定車を軸に、歴代エステートの魅力を訴えます。

1台目はボルボのエステート人気に礎石を置いた240GL。この一見飾り気のないボクシーなモデルがまず高感度な人々から愛され、その魅力がジワジワと広まっていきました。スカンジナビアならではの機能性の高さと温もりが感じられるデザイン、良心的な設計が特徴です。余談ながらセダンボディの240ターボはレースでも大活躍。ヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETC)では2年連続チャンピオンの座に就くほど高い戦闘力を発揮して、「空飛ぶレンガ(Flying Brick)の愛称でライバルを震え上がらせました。

アッパーミドル・クラスのエステートとして質感の高さを誇ったのが900シリーズです。展示車は直列6気筒を搭載する960SX。

RWDからFWDへと移行を図るボルボの過渡期に登場した、古き良き後輪駆動モデルです。