-David Brown Automotive- ホワイトハウス

輸入車を取り扱って41年のホワイトハウスがイギリスのデビッドブラウンオートモーティブとパートナーシップを結び、クラシカルなミニのルックスはそのままに、最新の装備を備えて現代版として仕立て上げられた〝David Brown MINI REMASTERED〟。オートモビルカウンシル2020の会場で日本初公開された。オリジナルのクラシックミニをベースに、エンジンはフルO/Hの上、ほとんどのパーツが新品となるだけは留まらず、チューニングによって30%の馬力upも図られている。徹底的なレストアを受けるボディも、パネル・フレームや接合部に至るまで一新する事で剛性、遮音性も飛躍的に向上。職人の手作業の積み重ねによって仕上がるこの究極の一台は、完成まで1400時間が費やされるとのこと。

今回展示されたミニ・リマスタードは、マットなホワイトと、光沢のある鮮やかなブルーの軽やかなツートンが特徴の「Day Tripper」。インテリアのホワイトプレミアムレザーは、トランクの中までふんだんに用いられている。装備の面でもパワーステアリングや集中ロック・エアコンなどはもちろん、Apple CarPlayや、Android Auto 対応の7インチタッチスクリーン、USBポートなども装備され現代化が図られている。このミニ・リマスタードシリーズは、基本的に「ビスポークスタイル」、フルオーダーメイドで、細部に渡ってオーナーの希望通りに仕立てていく事となり、納車までは約1年の時間を要する。日本の自動車文化の発展に危機感を覚え、クルマ好きの輪を広げることを目的としたCars&Coffeeを定期的に開催したり、学生フォーミュラなどの支援活動も行っているホワイトハウス。〝クラシックカーはおじさんのもの〟では無く、永く愛せるクルマを見つけ若いオーナーや女性にも自動車文化を楽しんで欲しい」

David Brown Automotive(デビッドブラウン オートモーティブ)
URL: https://www.whitehouse.co.jp/mini-remastered/


 

プラネックスカーズ

ヘリテージポルシェをはじめとして様々なインポートカーや、ロータス、マーチなどのフォーミュラーカーなど幅広く取り扱う〝PLANEX CARS (プラネックスカーズ)〟昨年のオートモビルカウンシルでは大変貴重な右ハンドルの〝Porsche 930 Speedster〟が展示されるなど、毎年ポルシェを中心に貴重なヘリテージカーが並ぶプラネックスカーズのブース。今回のオートモビルカウンシルには、一風変わったヘリテージカーが持ち込まれた。

「より生活に寄り添って、気兼ねなく楽しめるクルマの提案」として、選ばれたのは1971年に製造された〝HONDA バモス〟1970年代に流行していたレジャーカーブームに乗り込む形で製造された初代ホンダバモス。オフロードカーのようなシンプルをイメージとスタイリングで、軽トラックのオープンカーという新境地を目指したが、総生産台数はわずか2500台ほどに留まる希少車だ。従来のプラネックスカーズへのイメージを一新したいと持ち込まれたこのクルマ、360ccの空冷エンジンなど機関系もリフレッシュ、ボディもオールペンがなされて気軽に楽しめる仕様となっている。現在もポルシェをはじめとするインポートカーやスペシャリティーカーがショールームを占めるプラネックスカーズ。こうした車も分け隔てなく取り入れるとこによって、1つのお店で様々な人が楽しめるお店にしたいのだという。

PLANEX CARS (プラネックスカーズ)
URL: https://www.planexcars.jp/


 

アリア ガレージ

フェラーリを中心に、ランボルギーニ・ポルシェ・メルセデスなどのスペシャリティーカーの整備・販売を手掛ける「アリアガレージ」。新車・中古車年代問わず低走行であったり、整備履歴簿のハッキリした質の良いフェラーリのみを取り扱うことに注力。製造から20年以上経過したフェラーリ車に対して、シャシーやエンジン・各種パーツが全て工場出荷時のオリジナルである必要がある等の厳しいフェラーリ独自の鑑定「フェラーリ・クラシケ」取得サポートも行っている。

今回展示されたのは1989年式の「Ferrari 328 GTB」もちろんフェラーリ・クラシケ取得済み。1985年のフランクフルト・ショーでデビューした、Ferrari 308の後継にあたるモデルである。デザインは当時ピニンファリーナで活躍していたレオナルド・フィオラヴァンティ。車名の「328」は、Ferrari 308から200ccボアアップされた3,200cc・8気筒のエンジンを搭載していることを表していて、歴代フェラーリの中で最もフェラーリらしく優雅で美しいとされるモデルの1つである。付属しているレンチ一本まで完品である事を求められるフェラーリ・クラシケ。アリア・ガレージでは、整備の様子はすべて映像化の上保存しクラシケ取得にも万全の態勢が整えられている。

Aria Garage(アリア ガレージ)
URL: https://www.ariagarage.com/


 

ガレージイワサ

ホンダのエスシリーズ、英国製ライトウエイトスポーツカーを専門として扱うガレージイワサ。毎年、持ち味の丁寧なレストアが施されたホンダのエスシリーズなどが展示されるが、近年はジャガーのE-type、ヨーロッパやエランなどのロータス各モデルから、ミニやモーガンなど幅広くブリティッシュスポーツカーを取り扱っている。

今年は展示されたのは、ブリティッシュグリーンが美しい、〝1959年製AC Greyhound Bristol E 〟当時販売されていたAC ACECAをベースに、4シーターGTとして登場したモデルである。四輪独立懸垂の足回りにアルミボディーを架装したこの4シーターGTは、1959年から1961年の間に僅か総生産台数83台という希少車。エンジンはブリストル製の2リッター直6。上質なレザーを使ったシートと内装、ウォールナットのインストゥルメントパネルなど、熟練した職人によって手造りされた伝統的な英国車の風格が漂う一台だ。

GARAGE IWASA(ガレージ イワサ)
URL: http://www.garage-iwasa.com/


 

BECK JAPAN

株式会社ヨシムラオートが日本総代理店として全面プロデュースする、〝BECK JAPAN〟伝説を作った優れたデザインと走行性能を持つ歴史的スーパースポーツカーを、公道からサーキットまで気軽に楽しめるクラシックポルシェのレプリカモデルのBECKをヨシムラオートでは、本国へのオーダー、メインテナンスを行っている。ベックとは、チャック・ベック氏が創設した「ベック・デベロップメント」が、クラシックポルシェのフレームやボディなどをオリジナルに忠実に再現して製造しているレプリカモデル。製造しているのは、ポルシェ550スパイダー、ポルシェ 904GTS、ポルシェ356スピードスターなど。大変貴重で、手に入れることが難しいクラシックポルシェを、現代に蘇らせたのがベックシリーズだ。

今回のオートモビルカウンシルでは、BECK GTSと、BECK 550 スパイダーを展示。シルバーのBECK GTSは、ポルシェ964に搭載されている3.6Lエンジンを搭載し、オリジナルと比較し機関的な信頼性も高まっているだけでなく、ロールゲージなども装着され安全性も向上している。直近でも、レース仕様にモディファイしたBECK GTSを駆り、富士スピードウェイで行われたイベントレースで1分56秒台を記録した代表の吉村氏。今回のオートモビルカウンシルへ参加するにあたって、自身が経験してきた自動車文化を若い世代にも伝えていきたいという想いを語っていただいた。

BECK JAPAN
URL: http://beckjapan.jp/


 

原工房

開催初年度となる2016年から5年連続出展、もはやカウンシルお馴染みの存在ともいえる〝原工房〟プジョー・シトロエン・ルノーといった、フランス車全般を手掛ける。代表の原 社長は、プジョーの日本デビューモデルとなるプジョー205始めとして、ほぼ全てのモデルに精通し、その存在はまさしく「困った時の駆け込み寺」として知られている。今年度も、フランス製オイルメーカー、〝Unil Opal (ユニル オパール)〟と共に参加となった。

今年のオートモビルカウンシルに並んだのは、プジョーの中でも優雅さを醸す二台の〝Peugeot 406 Coupe〟イタリアのカロッツェリア ピニンファリーナの手による美しいスタイリングを持つ大型FFクーペとして、1996年のパリモーターショーで登場。日本国内では1998年から2005年まで販売が行われていた。今回展示された二台の406クーペは、フェイスリフト前のオリジナルデザインであることから比較的人気の高い初期モデル。年式・車齢的にもトラブルフリーではないものの、原工房にはトラブル事例・対策のノウハウが豊富に蓄積。相応のメインテナンスを行えば、現在でも快適に楽しむ事ができるという。


 

photograph: Ryousuke Doi
edit & interview: Chihiro Watanabe

Shop Information

ガレージイワサ

  • 住 所:〒353-0002 埼玉県志木市中宗岡3-8-7
  • 電 話:048-472-0602
  • FAX:048-474-0130
  • 定休日:月曜日