OA 100 PROJECT
広島県東広島市黒瀬町発・1964年の創業以来自動車の総合試作メーカーとして自動車造りの基本となるプロトタイプ・完成車の製作を手掛けてきたOA Protoが送り出す〝OA 100 PROJECT〟「本当に必要とする100人に向けて/OAの100%の力で/100年残るものを100個つくる」このスローガンのもと、OA PROTOブランドによる100年後にも価値を保つプロダクトやサービスを開発・提供をおこなっている。 去年のマツダGA型3輪トラックに続き、戦後の日本を支えた軽トラック・スズライトキャリィに注目し、レストレーションを実施。カラーバリエーションも決まり、いよいよ販売開始となったOA0(オーエイゼロ)は、ホンダジャイロキャノピーのボディをアルミ成型品に置き換え、従来の商用の印象を払拭し所有欲を掻き立てるデザインに昇華。オールアルミのボディは「経年劣化」ではなく「経年変化」を永く楽しめる一台だ。
OA 100 PROJECT URL: https://oa100.jp/
THE MAGARIGAWA CLUB
千葉県・南房総市にオープンした世界屈指のプライベートドライビングクラブ〝THE MAGARIGAWA CLUB〟全長3.5キロメートルのコースは、F1 サーキットのデザインも担当する世界的に有名な Tilke Engineers and Architects によって設計。22か所のコーナーや、鈴鹿サーキットに匹敵する全長800mストレートが組み合わさり、チャレンジングなドライビング体験を提供する。クラブハウスにはレストランやラウンジ、天然温泉を備え、充実なホスピタリティと共にサーキットを愉しんではいかがだろう。
THE MAGARIGAWA CLUB URL: https://www.magarigawa.com/jp/
タミヤ
世界有数のプラモデルメーカー〝タミヤ〟いわずと知れた精密で高品質な製品群は世界中で人気を博している。各地での販売に加えて、東京都港区新橋にブランド発信拠点として、タミヤプラモデルファクトリー新橋店を構えている。今回オートモビルカウンシルには、通常のプラモデルやタミヤTシャツなどに加えて通常店頭では販売されない「パーツパネルコレクション」を会場で限定販売。ほぼ受注生産となるこれらのシリーズは、1/24のスケールで実車そのままのメカニズムや細部のディテールを楽しむ事ができる。
ファクトリーギア
世界のブランド工具を取り揃える工具専門店〝ファクトリーギア〟取り扱う工具が織り成す「質と効率」にこだわり世界中からセレクト。店頭販売を中心に国内外に多くの店舗を構え、上質な工具の魅力と価値を日本だけでなく世界へ発信しつづけいているスペシャルショップだ。扱う現場の情報から抽出して産み出されたのが日本発のスペシャルブランド「DEEN」。日本人の手・日本のクルマ・日本の現場の丁寧な手仕事にフィットする工具として、国内ではHONDAディーラーの30%以上、SUBARU ディーラーの40%以上が採用されている。工具の販売のみならず、工場の設備導入のサポートなども行っており、個人から大手法人まで工具選びの総合コンシェルジュとして信頼を集めている。今回は工具の販売だけではなく、心豊かなコミュニケーションの場としてBARも設営。4/1よりスタートする、Tokyo FM・新番組「TOOLS BAR RADIO」も必聴だ。
ファクトリーギア URL: https://f-gear.co.jp/
The Room/FILO
自動車趣味人の究極の夢「ガレージハウス」の実現をサポートする〝The Room〟。宅地建物取引業者として30年以上の歴史をもつThe Roomでは、デザイナーズガレージのオーダー建設・販売を中心として、あらゆる不動産に関する設計・建築・マネージメント等を行っている。手掛ける建物は、時代に流されない普遍的な価値の創造と継続をコンセプトに、レジデンス系の「ARK HOUSE」シリーズ、商業系の「The Room」シリーズのブランドなどを展開。また同時出展となった〝FILO〟はイタリア製最高級生地ブランド「エルメネジルド・ゼニア」、「ロロ・ピアーナ」社製の服地を中心に、約2000種類以上の最高品質のオーダーメイドスーツを送り出すテーラー。ロロ・ピアーナと共に正規代理店であるエルメネジルド・ゼニアのオーダースーツの販売・ジャージ生地の販売、遊び心溢れるシアサッカー・クルマの柄の裏地が多数展示された。日本国内の一握りのテーラーにのみ販売が許された最高級服地と、熟練職人がもつ三ッ星縫製技術から生みだされるオーダースーツは、本物を知る人たちに長く愛されてきたハイクオリティの一着となっている。
LYN HINER STUDIOS
アメリカ・カリフォルニアを拠点に活躍するアーティストLYN HINERによる〝LYN HINER STUDIOS〟現在、ペブルビーチやグッドウッドなどにも展示される国際的アーティストだ。日本初来日、作品も初公開となった氏の作品は、幼少期に父がレストアしたポルシェで行っていたレーシング活動、とりわけ美しい機械の特徴的な光景・音・匂いにインスパイアされたもの。筆ではなく、コテを用いるというその作品はアクリル画材によって描かれる、自動車の様々な作品もポルシェのモチーフが多いのはこうした過去から。今回は原画に加え、シリアルナンバー付きの複製品などが多数展示・販売された。
LYN HINER STUDIOS URL: https://lynhiner.jp/
PDI
リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」シリーズを中心に、ゲームを企画・制作する〝PDI(Polyphony Digital Inc)〟現在のメインタイトルは2022年に発売された、シリーズ初のPlayStation 5での作品で7年ぶりのナンバリングタイトルとなる「グランツーリスモ7」。今回はオートモビルカウンシル特別仕様として、ランボルギーニカウンタック LP400 ’74(マルチェロ・ガンディーニ氏追悼展示に合わせて急遽の用意であった)をオリジナルコース・京都ドライビングパーク 雅にて駆るグランツーリスモ7体験コーナーが用意された。
PDI URL: https://www.polyphony.co.jp/
photograph: Ryousuke Doi
edit & interview: Chihiro Watanabe